歴代の愛車について～第6回：ヤマハ・SR400～
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第6回は6台目の愛車であるヤマハ・SR400と、私の原点のバイクについてです。
ヤマハ・SR400（RH01J型）（2019年9月 ～ ）
ZRXでだいぶバイクの操縦にも慣れてきた頃、私の中に一つの思いが湧き上がってきました。
「やっぱり憧れのSRに乗りたい……」
教習を始める前に乗りたいバイクとして思い浮かべていたSRですが、教習であまりにもエンストを連発したため、
「この調子じゃキックオンリーのSRだと街中を走るのにとても苦労するかも……」
と考え、まずはセル付きのバイクを、と購入を決めたのがZRXだったのです。
もちろん、ZRXはとてもいいバイクでした。しかし、それ以上に自分が乗りたいと最初に感じた原点のバイクへの憧れは捨てがたく……
四か月近くZRXを乗ってきて、エンストもあまり起こさなくなってきていたので、SRへの乗り換えを決意しました。
SR400はヤマハが1978年から発売していた空冷単気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクです。つい最近、生産終了が発表されましたが発売当初からほとんどその構造を変えることなく約40年もほぼ絶え間なく発売されていた超ロングセラーバイクです。
私が購入したSRは2004年式。キャブSRの最終型で、通称：3型と呼ばれるモデルでした（私のは2004年式なので3型の中でもイモビがついた、所謂3型後期ですね）。
カラーは希少なニューブラックブルー。パッと見はヤマハブラックですが、よくみるとラメっぽいのが入ってます。
SRを購入したのは、ZRXでふらりと立ち寄った川越のSOXさん。ZRXの査定をしてもらっている間に店内で良さげなSRを見つけ、その日のうちに成約しました。
SRが20万円ほどで売りに出てて、ZRXが90万円くらいで下取りしてくれたんで、余剰金を結構色々使った記憶があります。
ZRXもそうですが、バイクはSOXさんで買ってますね……。買ったのは二台別々の店舗ですが、どちらとも本当に対応が良いお店でした。
キックの仕方も納車時に丁寧に教えてもらいました。コツさえ掴めばキック始動は意外と簡単で、懸念してたほど難しいものではありませんでした。
キック始動って難しい印象がありますけど、慣れれば本当に一発始動です。
SR400に初めて乗った時は本当にビックリしました。あまりにも遅すぎて(笑)
まぁ納車直前までZRX乗ってたっていうのもあったんですが、同じ400㏄のネイキッドバイクでこうも違うか、と本当に驚きました。
最初の頃はZRX乗ってた時の癖で幻の六速に入れちゃったり(笑)
でも慣れてくると、このゆったりとした走りが癖になってくるんですよね。独特な鼓動感も好きになりました。
しかし最高のカスタムベースであるSR400に載っている以上、やっぱりカスタムはしたくなるもので……(笑)
今日に至るまで幾たびも仕様変更を繰り返しました。
まず手始めにミラーをポッシュのショートラウンドミラーに。サイドバックも導入しました。
ハンドルをハリケーンのコンチネンタルハンドル（フラットコンチ1型）に変更。
ホイールをワイズギアのキャストホイールに、ウィンカーをデイトナのスモールタイプに変更。
ジャダーがでていたフロントブレーキディスクをサンスター製のものに交換。
キャブレターをノーマルからFCR39パイに変更。
吸気を変えたなら排気もってことで、マフラーをスーパートラップに、エキマニも規制前のSRの純正品に変更。チェーンとスプロケットも交換し、さらに速くなりました。
さらに走行性能向上のため、パフォーマンスダンパーも導入。
プレスライダー仕様に憧れて旭風防つけちゃったり・・・
2002年以前の3型初期の丸車を別途購入し、電装系を丸ごと移植してイモビレス化したり・・・
リヤサスには定番のカヤバ KGS325を導入したり・・・
メーターとライトのケースをブラックのものに交換したり・・・
最近ではせっかくキャストホイールを履いてるんだからと、タイヤ交換の際にチューブレスのブリヂストンのBATTLAX BT46に変更しました。
ムチムチです。
なんだかんだめちゃくちゃ金かけましたね。おかげで性能も納車当時からだいぶ向上しました。FCR導入後は加速ポンプの存在もあって全く別物のバイクみたいに速くなりましたね。
カスタムにカスタムを重ね、このSRは唯一無二の仕様になりました。愛着もめちゃくちゃあります。
乗れる限りは乗っていきたいと思う一台になりました。
今後はカスタムもしつつ、ヤレや歪みを直して乗っていきたいです。
