ミニを雨の日でも運転するという事
みなさんは雨の中、愛車でドライブする派ですか? しない派ですか?
特にクラシックカーにお乗りの方にお聞きしたいです!
クラシックカーみたいな繊細なクルマにお乗りの方の中には、「雨の中走るとボディ錆びるから・・・」とか「雨漏りするし・・・」とかの理由で雨の日のドライブを避ける方がいらっしゃいます。
僕は断然、する派です。
ミニみたいなクラシックカーの中でもあんまり神経を使わなくても良いクルマ*1なので、雨の日でもガンガン乗っちゃいます。
僕個人としても「ミニは日常使いでこそ輝く実用セダンだ!」と強く思っているのでたとえ雨でも雪でもミニに乗りたい時は積極的に走りに行ってます。
まぁその分、トラブルになる確率も若干増えますが・・・。ウィンカーが死んだときも雨の日のドライブの後でしたしね。
しかも雨の日は車内との気温差で側面のガラスが高確率で曇って視界も最悪になります。今、所有してるミニがフェンダーミラーなのも「側面ガラスが曇っても、デフロスターで曇りが取れるフロントガラスから視認できるから」です。
雨どいにたまった水がブレーキと共に窓ガラスをビシャーっと濡らして視界を奪うこともありますし、小雨だとワイパーが半端な位置にしか戻らずモヤモヤとした気分を味わうこともあります。
お世辞にも雨天走行が向いていると言えないミニですが、僕はミニで雨の中を走るのがむしろ好きだったりします。
屋外駐車場にミニを停めて雨音だけが聴こえる車内でのんびりするもよし、弱弱しいワイパーの動きを楽しみながら濡れた路面をひた走るもよし・・・雨天時のミニでのドライブはいつもと違う雰囲気を楽しめます。
あと屋内保管で埃が溜まりやすいので洗車代わりとしても雨はありがたいです。
前置きが長くなりました。雨の日にミニの運転を楽しんだ――その後、ミニを濡らしたままにするのはあまりよろしくありません。
付着したままの雨がミニにもたらす影響は・・・
- 錆の進行
- 汚れの付着
- メッキ部分の雨染み
などなど。
ミニと長く付き合う上で、雨の後のケアはとても大事です。
今回はそのケアについて――自己流のやり方ですが――紹介していきます。
私の場合、屋内駐車場でちょっと自然乾燥させてから水拭きと乾拭きを行ってます。
水拭き、乾拭きに使うウエスは目の細かいタオルを基にした雑巾をメインに使っています(我ながら雑だなぁ)。
ナップスとかでわけありマイクロファイバークロスとかも格安で売ってるんでそっちを使っても良いかもです。
拭き上げは
ガラス類→ミラー→メッキ部分→ボディ
の順番で行ってます。傷つきやすい部分から先に拭く感じですね。
汚れや水が溜まりやすく、特に拭き上げておきたいのが以下の箇所です。
- ガラス全般 、ミラー
雨染みが残ると視認性に影響が出ます。
後日、運転するときに「あ、ここ汚れてんじゃん!」ってならないように一見、汚れていなさそうでも一通り拭いておくのが吉。
- ルーフと雨どい
ルーフも雨どいも水滴が残りがちです。ルーフの雨染みって結構目立ちますし、雨どいは水が溜まると錆びます。ルーフはともかく、雨どいは必ずチェックしてください。
- ピラーモール(シームモール)
雨どいの水切りから垂れた水はだいたいここを伝っていくので汚れが溜まりやすいです。錆びてもメンドクサイのでささっと拭いてしまいましょう。
雨どい、ピラーモールから垂れてきた水の終着点。当然、ここが一番汚れます。なぞるように端から端まで拭きあげましょう。
オーバーフェンダー車はオーバーフェンダー全体を拭けば大丈夫です。
フェンダーレス車はフェンダーモールの曲線部が特に汚れるので要チェック。
- メッキ加飾、グリル
メッキの雨染み、点錆は目立ちやすいです。しっかり拭いておきましょう。
グリルも溝の一つ一つに雨が溜まりやすいので丁寧に拭きあげておきます。面倒くさいですが、クルマの顔とも言える場所なので手は抜けません。
と、まぁこんなところです。
あとはサイドシルとかライセンスランプとかトランク開口部とかメッキバンパー装着部とかも汚れや水が溜まりやすいです。
ピカピカになった愛車をみるとかなり気持ちいいです。
雨の中、頑張って走ってくれたミニを労わる気持ちを忘れずにいきたいですね。
*1:特に僕のミニは錆に強いといわれてる年式のミニですし