歴代の愛車について~第3回:スバル・インプレッサ~
前回記事がこちら↓
二年ぶりの歴代愛車紹介…ずいぶんサボってしまいました。
第3回は3台目の愛車、スバル・インプレッサとスポーツカーに出会った私についてです。
スバル・インプレッサ(GC8型)(2017年5月 ~ 2017年6月)
ミニでMTの楽しさを堪能していた私ですが、ミニを諸事情(スポンサーである両親の意向)で手放さなければならなくなったので、新しい車を探すことになりました。
ミニでローパワーなライトウェイト車を楽しんだので、今度はハイパワー車を購入しようと思い、私は前々から興味があったインプレッサを次の愛車にすると決めました。
学生のうちからポンポン車を乗り換えるんじゃない、という父をなんとか説得し、購入した車です。
スバル・インプレッサは知らない人の方が少ないんじゃないかってくらい有名な車です。スバルの代表的車種の一つでもあります。
コンパクトなボディにハイパワーターボ+4WD――私の購入した初代インプレッサ(GC8型)はそんな、スポーツカーのお手本のような車でした。
写真の注釈にも記載しましたが、私が購入したインプレッサは「WRX TypeRA STi Ver.Ⅳ V-Limited」というグレードでした。
初代インプレッサといえば、現存する車両がターボグレードであるWRX系に偏っていることで有名(NAグレードのリトナとかHX-20Sとか街中でも全然見かけません)ですが、この「WRX TypeRA STi Ver.Ⅳ V-Limited」はそんなWRX系グレードの中でも、さらにスパルタンなモデルでした。
・快適装備の簡略化
・インタークーラーウォータースプレイ(エンジンを冷却するインタークーラーに水ぶっかけて冷却力をアップする装置)
・ドライバーズコントロールセンターデフ(略称:DCCD。デフのロック率を弄れるんだとか。簡単に言うと4WD車でありながらFRのような挙動を取るように切り替えできる、らしい。詳しい仕組みはよーわからん)
・ハードタイプサスペンション
を装備した――WRX TypeRA。
そのWRX TypeRAのリアブレーキを対向2ポットブレーキキャリパー+15インチベンチレーテッドディスクを採用したのが――WRX TypeRA STi Ver.Ⅳ
そのWRX TypeRA STi Ver.Ⅳをベースに、WRC3年連続マニュファクチャラーズタイトル獲得を記念して
・フロントヘリカルLSD(リミテッド・スリップ・デフ。車輪の空転を防いで駆動力の損失を抑えるヤツ)
・13:1クイックステアリングギアボックス
・WRCタイプルーフベンチレーター(ルーフに開けられた小窓。WRCみを感じさせる要素。WRCでは車両を1キロでも軽くするためにエアコンレスにしてるため、この小窓から入る涼風が唯一の癒しなのだとか)
などの特別装備を装着して限定車として売りに出されたのが――私の3台目の愛車となったWRX TypeRA STi Ver.Ⅳ V-Limitedです。何台かは忘れましたが数量限定車だったはずです。
GC8に乗ることが夢の一つだった私は、この車を納車してからはしゃぎにはしゃいで、いろんなところへ乗り回しました(主に近場の買い物とかでしたが)。軽いボディを2.0Lターボのパワーですっ飛ばすのは本当に爽快でした。
ボディ各所が良い感じに薄いし、軽いんですよね。シュッとしてるというか。
速いだけでなく、デザインがいいし、人も5人乗せられるし、広いトランクで積載量は◎だし、クイックステアリングで取り回しも最高! な、ホントに良い車でした。
ですが…
買った店がアレで、機関良好!って言われてたのに1か月も保たずにタービンブローして、エンジンにタービンの破片が入り込んで、エンジンがお釈迦に…
保証なしで買ったので修理することもできず(スバルディーラーではエンジン交換だけでも140万円かかるといわれました)、泣く泣く廃車となりました……
※このブログを書くにあたって中古車検索サイトで同グレードの個体を見つけようとしましたが、見つかりませんでした(2021年1月現在)。ガチモンの希少車です。本当にもったいないことをした。
おかげでインプレッサの写真は歴代愛車の中でも一番少なく、その枚数は両手の指で数えられるぐらいです。もっと写真撮ってりゃ良かった…orz
ハイパワーターボの楽しさと、保証なしのお店で車を買うのは避けようor買ったらすぐ正規ディーラーで総点検しようという教訓を同時に教えてくれた車でした。