OLYMPUS TRIP35というカメラ
最近、フィルムカメラを買ったのでこの場を借りて紹介しておきたいと思います。
買ったのはOLYMPUSの名機、「TRIP35」というカメラです。
TRIP35について
TRIP35は1968年（50年以上前！）に発売されたオリンパス製のカメラです。
「TRIP35」の名前の通り、旅行に持っていけるコンパクトな35mmフィルムカメラとして販売され、シリーズ生産台数は1000万台を超えたという超ロングセラーモデルです（おかげで現在でも入手が容易です）。
- オートモード付き小型EEカメラ
EE（electric eye）を備えているので適正な絞りで撮影してくれるオートモードを実装しています（マニュアル設定として絞りはF2.8～F22まで七段階の調整できます）。
このオートモードを選択すると、明るすぎるもしくは暗すぎる場所などオートでも適正露出で撮影できない場合、ファインダーに赤いベロが出てきてシャッターを切ることができなくなるという便利な機能もついています。この赤ベロ、フィルム初心者の入門用としては最適な機能ではないかと思います（実際、このカメラの存在を知ったのも初心者用フィルムカメラの紹介ページでした）。
- 四つのアイコンから選ぶゾーンフォーカス式
ピント合わせはゾーンフォーカス方式となってます。ピントは4種類用意されていてレンズに描かれたアイコンごとに1ｍ、1.5ｍ、3ｍ、無限遠となっています。適正な距離感を掴むには慣れが必要そうですが、慣れれば感覚で撮影できそうです。
- フィルムはきっちり36枚まで撮れます
フィルムカウンターは36枚まであります。現在市販されているカラーネガフィルムはだいたいが24～36枚撮りのものなので実用には十分でしょう。
説明としてはこんなところでしょうか？
次は動作確認を含めたとりあえず撮りした作例紹介です。
他にも良い感じなのが何枚か。まぁ超近所で撮ったやつなんで公開は控えときます。けど概ね良い感じで撮れました。カメラは支障なく作動してるようです。
新社会人デビューを控えた三月下旬に学生生活最後の長距離旅行として佐賀あたりまで行ってみようと思ってるので、コイツで思い出の写真を撮っていきたいと思っています。その前にもフィルム一本使ってゾーンフォーカス慣れのための撮影をしますので、本格的な作例はその時お見せしようかと思います。
