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ドライブ好きなオタクの雑記帳です

普通二輪免許取ります!~第二段階&卒業検定編~

 ブログでの報告がちょっと遅れてしまいましたが、このたび五月七日に無事、普通二輪の免許が取得できましたので、そのご報告と第二段階および卒業検定の内容についての記事を書いていきたいと思います。

 

 ゴールデンウィークに10日の休みが与えられたのでその間にパパっと教習所の第二段階を終わらせました。

 第二段階の内容は第一段階よりも説明することがありません。ほとんどの時間、法規を意識した走行を行うだけですからね。自動車の免許を既に持っている私にとっては、バイクの操作という未知の技術を教えられる第一段階よりも第二段階の方が気楽にスムーズに消化していくことができました。

 

 一応、説明しておきますと第二段階のカリキュラムは以下の通りです(カリキュラム名だけではわかりにくいところには捕捉を入れておきました)。

 

1・路上運転に当たっての注意と法規走行

2・通行区分など

3・走行ポジションと進路変更

4・交差点の通行(直進)

5・交差点の通行(左折)

6・交差点の通行(右折)

7・見通しの悪い交差点の通行

8・安全な速度と車間距離

9・カーブの安全走行

10・カーブの体感走行

   ※カーブでの事故の原因とその対処について学ぶ教習。

11・急制動

12・回避

   ※障害物に対する急な回避の判断やその対応を見る教習。

13・ケース・スタディ(交差点)

   ※どのような状況で交差点事故が起きるのかのレクチャー。

14・交通の状況及び道路環境に応じた運転

15・危険を予測した運転

16・高度なバランス走行など

   ※道路状況に応じたスピードと方法で余裕のある走りができるかをみる教習。

17・教習効果の確認(みきわめ)

 

 はい、自動車の免許を持ってる人にとってはどれも常識的なことばかりですね。

 停止線や踏切でしっかり一時停止をしたり、右左折時に事前にウィンカーを出して後方・側面の確認を怠らずに曲がる方向にきちんと車体を寄せたり、見通しの悪いところではきちんと徐行したり、適正な速度での走行をしたり…etc.

 まぁ、バイクで公道を走る上で最低限のことしかやりません。

 さらにいうなら1、13、15はシミュレーターを利用した教習でした。よっぽどふざけて受けない限り、シミュレーター教習は受かります。

  第一段階でバイクの操作を覚えることができ、かつ普段から自動車に乗ってる人は、安全を意識した走行をするだけで卒検までの大半の教習はクリアできます。私も無問題でした。ぶっちゃけ書くことがありません。法規以外に意識するのは検定コースの道順くらいですからね。

 

 ただ、急制動だけは曲者でしたね。あれだけは卒検まで苦手意識が拭えませんでした。

 指定されたポイント(以下、制動開始地点。具体的にはポールとかが左右に立っている場所等)へ時速40kmで侵入し、そのポイントを通過した直後からブレーキを使って規定の距離までに停止するというのが急制動の課題となるのですが、

  • 制動開始地点より前から制動(ブレーキをかける)を始めてしまうと減点(一度だけやり直し可。二回目は検定中止)
  • 制動開始地点までに時速40kmが出せない or 制動開始地点を通るまでに時速40キロ以下にスピードが落ちてしまったら減点(一度だけやり直し可。二回目は検定中止)
  • どちらかのブレーキしか使ってない or ブレーキをロックさせたら減点
  • 規定制動距離を超えてしまったら検定中止

などなど、減点・検定中止ポイントが結構多くて個人的には厳しく感じた課題でした。

  この難題への対処法として私が試した方法はといいますと、「時速40kmギリギリで進入するのではなくそれ以上出す(もちろん規定制動距離で止まれる程度に収めておく)」ことでした。

 急制動の難しさの大きな部分は時速40km以上を出しつつ、制動開始地点を超えた後のブレーキングを考えなければならないことだと感じました。速度を出す事・維持する事と、後々のブレーキの掛け方・掛けるポイントの両方を意識しなければならないからです。その時のストレスを軽減するために「時速40kmギリギリで進入するのではなくそれ以上出す」ことで速度の維持を考えなくてもいいようにしました。

 このやり方は非常に有効で、余裕を持って急制動に取り組めるようになりました。

 第二段階の半ば頃にはスラローム一本橋もスムーズにできるようになっていたので、私の不安点は急制動だけでした。そのため、急制動をクリアできれば後はトントン拍子に卒業検定まで進めました。

 

 卒業検定ですが、これは教習と違って特定の日時にしか検定を受験できないので注意が必要です。教習所でキチンと話を聞いてしっかり予約して臨みましょう。

 あとは第一段階と第二段階の教習で習ったことをしっかりと実行するだけなのですが、心配性の私は前日まで検定で大きく減点されるポイントをおさらいしておきました。つまらないところで減点されてそれが原因で検定に落ちたらしょーもないですからね。あと検定代(僕のところは4000円くらいでした)ももったいないです。

 僕が特に注意した減点・卒検中止ポイントは、

  • 発進時のミラー確認 *1

このあたりでした。

 当たり前ですが、人によって苦手とする課題は異なりますので一概に上記のポイントに注意すれば卒検は安定とは言えません。自身の苦手課題に関連する減点・検定中止ポイントはしっかり押さえることが大事だと思います。

 また、卒業検定は結構時間が掛かります。検定前に説明を受け、検定時は一人ずつ教官と一緒にコースを走行して、採点後に発表してもらうわけですが、12時半から始めて終わったのが15時くらいでした。なにか待ち時間中に暇つぶしできるものを用意しておくと良いかもしれません。

 

 以上が第二段階と卒業検定についてでした。第一段階に比べると随分コンパクトな内容でしたが、本当に特筆することはありません。第一段階で習った操作方法で、法規と安全を意識した走行をするだけです。

 私も第二段階を受ける前は、本当に免許取れるのだろうか…と心配していましたが、終わってみれば案外あっさり終わってしまいました。

 

 自動車と違って卒検は一人で走らなきゃいけないとか、二輪は転びそうで怖そうとか、そういったことで普通二輪免許を取れるか心配な人もいると思います。

 私もかなり運動音痴&普段から運動しない運動神経ゼロ男でしたのでとても心配でした。が、普通に卒検受かりましたから安心してください。

 もしバイクの運転に興味があるなら是非チャレンジしてみてください! 教官の教え通りに走れば大体なんとかなりますよ! 

*1:これ意外と確認する人が多いらしいです

*2:徐行時にクラッチ握りながらウィンカー操作しようとしたり、焦って操作してると鳴らしちゃいますよね

*3:やらかすと一発アウトなので特に気を付けました

*4:上記した時速40kmオーバー戦法では、速度を出し過ぎないように注意が必要です。だいたい5kmオーバーくらいに止めましょう

*5:時速40km出せなかったり、制動開始地点より前にブレーキを踏むと失敗です。一回目は10点減点、二回目は検定中止

*6:発進時にウィンカーつけなかったり、ウィンカーを消し忘れたり、右左折時にウィンカー出さなかったりすると減点くらうのでしっかり出したり消したりしましょう