普通二輪免許取ります!~シミュレータ! AT! 坂道発進!編~
早いもので二輪教習もいよいよ大詰め。今回は3月16日に受けた実技教習七回目と八回目について書いていきます。これを受ければもう第一段階みきわめで、第一段階で何かを教わるのはこれが最後となります。
同時にバイクの基本操作は全て教わったことを意味します。第二段階では実際の公道走行を意識した走行などの応用編に入るからです。
まず七回目。これは今までのように実車を使った教習ではなくシミュレータを使った教習でした。
最初に教官からなぜ実車ではなくシミュレータを使った教習があるのか、軽く説明が入ります。教官曰く、
- 公道上において路面状況というのは刻一刻と変化する。
- それを見極め、適切な走行を心掛けなければならない。
- しかし実際に実車を用いて道路上の危険を教えるのは危険を伴うため、シミュレータを用いる。
とのこと。まぁ実際にバイクに乗った状態で風に煽られたり、濡れた路面でスリップ体験! なんてやったら下手したら死にますからね。シミュレータ大事です。
シミュレータ一回目は何の変哲もない普通の道路を走りました。なんもない平坦な道で、時たまカーブがある程度の普通の道でした。
シミュレータではハンドルのみでバイクの進行方向を変えていたし、景色の流れ方で若干の速度感は感じましたが、エンジンの振動も風も感じなかったので動かしてる感がなかったので違和感が凄かったです。
シミュレータ二回目は一回目で通った道に変化を加えたものでした。ところどころ道路が舗装されていなかったり、雨に濡れていたり、マンホールがあったり、強風が吹いたりと、公道上で想定される様々な変化が加えられていました。
特に強風にはかなりビビりました。映像の中でバイクがかなり傾いて、シミュレータとはいえ思わず声が出てしまいました。
シミュレータ後に路面の変化にどう対応するかを教官と話し合いました。基本、速度落としときゃ間違いないみたいです。低速なら最悪コケても被害が少なくてすみますしね。
シミュレータ教習はそんな感じで終わりました。特に試験とかはないので、今までの教習で一番リラックスして受けれたかな? その時間、受講してたのは私一人でしたので、後半は時間が余ったり、教官と雑談してました。
八回目はAT車体験と坂道発進。基本操作教習の最終回(みきわめ除く)です。
まずはいつも通り、ウォーミングアップ走行。終わったのち、今回使うAT車と対面して基本操作などを教わります。
AT教習車はスクーターでした。いわゆるビクスクというやつです。かなり重量感があり、乗り込みの際は少し苦労しました。ATバイクはクラッチがないので、左右がブレーキです。クラッチに相当する部分にはリアブレーキレバーがありました。減速の際は両方ジワジワ握るらしいです。あとアクセルの感覚も結構鈍かったです。車体が重い所為だとか。
AT教習車は一台しか割り当てられなかったので、一緒に受講した他の教習生が使っている間はスラロームと一本橋の練習をしました。どちらもだいぶ慣れてきて、ちょっと楽しかったです。
ATバイクですが、走り出してしまえばその重量故に安定感があり、ラクチンでした。直線40㎞の課題も難なくクリア。やっぱATだけあってシフト操作の手間がない分、加速は速くて楽ですね。やってみれば結構楽しかったです。
AT車体験が終わった後はまた自分のバイクに跨って、今度は坂道発進です。
坂道発進の方法としましては、
- まず所定の位置にバイクを停め、リアブレーキで車体を固定。
- ギアは一速に。クラッチを握って、アクセルを入れます。
- 次に半クラかその一歩手前までクラッチレバーを戻し気味にします。この時、エンジン音が若干収まる位置がベストとのこと。
- さらにそこからアクセルを入れながら、リアブレーキとクラッチを放して発進。
と、こんな感じでした。エンジン音(回転数)を上げて→下げて→上げるのがポイントみたいです。このエンジン音(回転数)の上げ下げを意識すると簡単に発進できました。リアブレーキを発進までしっかり効かせるのも大事です。
坂道を上った後は下って一般コースに戻りますが、この下がるときは二速を使った方が良い感じでした。一速だとエンブレが効き過ぎてちょっと遅すぎます。もちろん、一般コースに戻る際に停止線で停まって安全確認を怠らないことも大事なポイントです。
坂道発進後は卒検やみきわめでも使用するコース(今回は基本のAコースと呼ばれていたコース)を体験しました。
このコースは第一段階みきわめで早速使うそうなのでしっかり覚えなければなりませんでした。まぁAコースはこれより前の教習で使用したコースのつぎはぎでもあるので、一回走ってみれば大体頭に入ります。
Aコースを一周したところで八回目の教習が終わりました。
次回は第一段階の総仕上げ、第一段階みきわめとなります。今まで習ったことをしっかり復習し、Aコースもしっかりと覚え、万全の状態で挑みたいと思います。